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  • 執筆者の写真RiskivzyAt'z

【デバイスレビュー】”Xtrfy M8 Wireless”徹底解剖【最高の左右対称型マウスになるかも】

おはようございます。 RiskivzyAt'zです。

この記事では、Xtrfyのゲーミングマウス「Xtrfy M8 Wireless」をレビューしていきます。

※左の画像をクリックすると、このマウスのAmazon商品ページに移動します。なお、画像は私のお気に入りカラーである「レトロ」となっていますが、Amazonページでは他のカラーも選択可能です。









 


Xtrfy M8 Wirelessについて


""XTRFY M8 WIRELESS""

ワイヤレス 左右対称 超軽量ゲーミングマウス


・eスポーツに最適化 ・ウルトラ・ローフロント(4mm) 左右対称形状 ・ソリッドシェル 超軽量構造 55g ・2.4GHzラグフリーワイヤレス ・Pixart 3395センサー、メインスイッチ:Kailh GM 8.0


16,335円(税込)※2023/03時点 12/21日本新発売


""M8 WIRELESS. THE AIM CHANGER.""

トップレベルのワイヤレス性能と他に類を見ない形状を実現。革新的なローフロントを備えたM8ワイヤレスは、新しいレベルのコントロールと精度を提供するために独自に設計されています。

""ULTRA-LOW FRONT FOR HIGHER PRECISION.""

より高い精度を実現するウルトラ・ローフロント

M8ワイヤレスは一般的な対称型マウスではありません。前面ボタンの高さが4mmと低いため、スワイプのたびにより正確に指をパッドに近づけることができます。
(※引用元

「ウルトラ・ローフロント」と公式サイトで謳われるように、M8マウスの前部は非常に薄く作られています。通常のワイヤレスマウスは、ケーブルの差込口が前部にあるため、マウスの厚みを縮めることができませんが、M8マウスのケーブル差込口はマウスの後方右側に付いているため、その薄さを実現しています。(この調整によるメリット・デメリットについては、後述します。)


""ESPORTS-GRADE WIRELESS PERFORMANCE.""

Xtrfyはeスポーツから生まれた会社であり、パフォーマンスを第一に考えています。私たちはここ数年間、プロのゲーマーが最も重要な時にパフォーマンスを発揮できるよう、ワイヤレステクノロジーの開発に取り組んできました。M8ワイヤレスは、ラグフリー1msのワイヤレス接続とPixartの最高性能のゲーミングセンサー3395を搭載しています。

""SOLID SHELL. WIRELESS. STILL JUST 55 GRAMS.""

ソリッドシェル。ワイヤレス。わずか55gという軽さ。300mAバッテリーを搭載し、穴のないシャーシを採用したワイヤレスマウスでありながら、M8はXtrfyの中で最も軽量なマウスです。耐久性を損なうことなく、最小限の重量を実現するため入念に構築されています。
(※引用元

穴のないボディでありながら、わずか55gという軽量のマウスは素晴らしいと感じます。Xtrfyからは他にも軽量のワイヤレスマウスが出ていますが、そのボディに穴が開いている点が好みの分かれるポイントになっていました。今回のM8では、その点を克服しているように感じます。私がXtrfyというブランドを愛する理由の一つは、ユーザー目線からの開発を行っていることです。このブランドはeスポーツから生まれ、eスポーツプレイヤーのために開発を続けているため、高品質なデバイスを実現することができ、私はそれを非常に高く評価しています。


""PLAY FOR 75 HOURS. CHARGE IT FOR 2.""

1回の充電で最大75時間*のゲームプレイが可能なため、週末のLANパーティー、24時間ライブ配信でも安心です。
また、マウスの充電にかかる短い時間の間は、柔軟な Xtrfy EZcord® Pro 充電ケーブルを使用して、支障なくプレイを続けることができます。

*バッテリー駆動時間は、Hz、プレイスタイルによって異なります。※引用元

バッテリーの持ちについても、十分だと感じました。注意書きには、マウスの設定やプレイスタイルによって異なるとも書かれていますが、少なくとも一日中ゲームに集中していても、バッテリー切れの心配をする必要はなさそうです。私のようなヘビーゲーマーで、一日中、あるいは日を跨いでプレイしてしまうという方でも、安心してワイヤレスマウスの快適性を満喫することができます。充電にかかる時間も、ヘビーゲーマーのライフスタイルにもまったく支障がありません。


 


特徴やパフォーマンスについて


  1. 特徴的な形状 「ウルトラ・ローフロント」と謳われるように、M8はかなり特徴的な形状をしています。見た目は他のマウスと大きくかけ離れているとは感じないかもしれませんが、手に持ってみると想像以上に特殊なマウスに感じます。人差し指や中指(または薬指)をクリック部に置くと、マウスパッド(机)に近い位置に指がくるため、指でなぞるような直感的な操作が可能になります。 私が特に影響を感じる点は、この形状によって実現したクリック部の丸みです。従来のマウスはより平坦であり、それに不自由を感じることは少ないと思いますが、手の動作を考えると、手は握り込む動作に対してより自然に力を発揮すると考えています。指の腹で真下に力を込めるよりも、手の平の方向に握り込むような動作の方が不自然な力みが少なくなると考えられます。 このように考えると、M8のクリック部が丸みを帯びていることは、手の動作に対して適した形状をしているといえます。クリック部を滑らせるような感覚も少なく、マウス本体がクリックによって動いてしまうような遊びも感じることが少なく、より正確な操作が可能になると感じています。(クリックなどの動作によって、マウスが思っているよりも動いてしまうことはあります。) 正直、この形状が大きなメリットになるとまでは言えないかもしれませんが、確実に見えないところであなたのパフォーマンスを支えてくれることは間違いありません。

  2. スペック等の特徴 センサーにはPixArt製の「Pixart 3395 optical gaming sensor」を搭載しており、最大DPIは26,000DPI、最大ポーリングレートは1000Hz、IPS650、最大加速度50Gのセンサーを採用しています。このセンサーは、ゲームプレイ中でも正常に動作することを確認しています。 メインスイッチには「Kailh GM 8.0」が使用されています。このスイッチは、はっきりとしたクリック感があり、誤爆を極端に減らしてくれます。また、固すぎず柔らかすぎず、不自然な力みや手の疲労を感じにくい印象です。ただし、クリック音はやや大きめに感じます。 ソールはPTFE(テフロンソール)で、Xtrfyのデフォルトソールは非常に高品質だと感じています。他ブランドの初期のソールは使用前に交換することが多いですが、このマウスについてはその必要がないと思います。替えのソールも付属しているのも好印象です。

  3. 本体重量について 重量はカタログスペックで55gと非常に軽量です。実測値もほぼ誤差がありません。(下に実測時の画像を掲載しています。)軽量型のマウスが流行しているため、それほど珍しくはありませんが、多くの軽量型はシェルに穴を開ける加工が施されています。この加工が苦手な人も多いと思われますが、M8は穴のないシャーシを採用しています。 そのため、握り込みの際に違和感がなく、私のような神経質な人でも日々のメンテナンスが非常に簡単になります。(毎日綿棒を使って清掃する手間が省けます。)また、グリップテープを利用してカスタマイズされる方もよりやりやすくなっていると思います。

  4. ビルドクオリティ Xtrfyのデバイスは、非常に高いビルドクオリティを持っていると感じます。本体には、カタつきがなく、強い力を加えても軋みやカタつきは感じません。本体を激しく振っても、音は一切出ません。細かい点をチェックしてもざらつきはなく、継ぎ目もほぼ見えません。 ホイール部分は、カタつきやすい箇所ですが、M8はかなりしっかりとしている印象を受けます。左右へのブレも殆どなく、クリック部分に関しても同様です。サイドボタンもカタつきや遊びは少なく、非常に使いやすい印象を受けます。 個体差があると考えられますが、少なくとも複数の個体をチェックした限りでは、ほとんど差を感じることはなく、高品質な出来であると感じています。

  5. デザインについて M8は複数のカラーバリエーションを取り揃えています。カッコいい、可愛いなど、好みに合わせた選択が可能です。現在は5パターンあり、黒や白はもちろんのこと、鮮やかなパープルやフロスティ・ミント、特徴的なカラーパターンのレトロなどがあります。 見た目はシンプルで、ビジネスシーンでも使用したいという場合でも違和感は少ないと思います。普段使いするマウスとしても、eスポーツのようなハードなシーンで使用されるスペックを有しているため、快適にお使いいただけるマウスになっています。


 

まとめ


4.0/5.0点


・個人的な感想

総合的に見て、M8は非常に優れたマウスです。カタログスペックからも性能が高いことが伺えますが、実際のゲームプレイでもその優れた性能を実感できました。左右対称型は理想の行きつく先だと考えていて、それ故に求めるラインは高くなる傾向がありますが、M8はそれを十分に満たすことができるマウスだと考えています。流行のマウスからの移行を検討している方には、Xtrfyブランドの中でも、その形状やスペックから特におすすめできるマウスだと思います。私自身も、現時点でM8が最もメインに使用しているマウスです。


・長所まとめ Xtrfyブランドの高いビルドクオリティは、M8にもしっかりと反映されています。高い本体スペックはもちろんのこと、穴の無いシャーシを採用したボディやメンテナンスのしやすい表面加工など、細かな点にも配慮がされています。これらの点もM8の長所の一つだと言えます。また、ワイヤレスの性能も安定しており、バッテリーの持続性も高く、形状の特徴からもメリットを得ることができる点も、M8の魅力の一つです。


+ウルトラ・ローフロント
+非常に高いビルドクオリティ
+ソリッドシェル、穴のないシャーシの軽量型マウス
+最大75時間持続するバッテリー
+適切な重量バランス・センサー位置のバランス
+優秀なメインスイッチ・サイドボタン

・注意点と短所まとめ

Xtrfy M8はウルトラ・ローフロントを実現するため、マウスの後部右側にケーブル差込口があるという点が最初は違和感を感じるかもしれません。個人的には、有線状態での使用でも問題ないと感じましたが、物理的に邪魔になる可能性もあります。また、PC本体を机の左側に設置されている場合には、ケーブルの配置などでも困ることがあるかもしれません。


マウスの表面処理にはマットテクスチャーが採用されており、メンテナンスや肌触りにはメリットがありますが、手汗や持ち方によっては滑りやすいと感じる人もいるかもしれません。グリップ性に影響がある場合はグリップテープなどで対策を施すことができますが、そのままで使用する場合には注意が必要です。


他の人気ブランドのマウスと比較するとそう感じる事は少ないですが、Xtrfyブランドの他のマウスと比較すると、M8は高価な部類に入ります。カスタマイズを含めた総合的な購入費用を考慮する必要がありますので、注意が必要です。

-ケーブル差込口の位置
-表面のグリップ性は人を選ぶ
-価格が少し高め


 

※左の画像をクリックすると、このマウスのAmazon商品ページに移動します。なお、画像は私のお気に入りカラーである「レトロ」となっていますが、Amazonページでは他のカラーも選択可能です。








以上が、Xtrfyのゲーミングマウス""M8 Wireless""についてのレビューでした。

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